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ストレートチップ仕様のオックスフォード。一見ストレートチップのドレッシーな雰囲気がありますが、サイドの切り返しによりカジュアルな表情も併せ持ちます。 様々なシーンで活躍できる一足です。シューズの造形美、履き心地、
歩きやすさに大きな影響を与える木型には、従来から使用されてきた実績ある1940年代のUS NAVYサービスシューズの木型をベースに、職人が日本人の足型に 合わせて独自の改良を施した「#314」ラストを採用。足囲を「E」でとり、捨て寸を長めに取っていて、アーチ部分が細身な形状をしています。かかと部は 小さくとり大きめのカウンターを入れることで、ホールド感があります。

革は、アメリカはシカゴにあるHORWEEN（ホーウィン）社製のクロムエクセルを採用。油分が多く、耐久性、耐水性に優れ、肉厚ながらも柔らかく足馴染みが良いのがこのレザーの特徴です。2.2mmの肉厚で屈強な革は、長く愛用しても型崩れしずらくなっています。茶芯レザーを使用している為、塗料が奥まで浸透していないので履き込むと茶 色が浮き出てくるのが特徴です。これが味となり、新品の状態よりさらに独特の味わいが演出されます。

履き込むほどに味わいが増す1足です。 ライニングにはつま先まで贅沢に牛革を使用。足入れの感覚がソフトで吸湿性が強いのが特徴です。ソールは重厚感のあるダブルレザーソール。ミッドソールには靴の返りを良くする為の切れ込みが入っており、歩行をサポート。また、コルクを挟みこんでいるので長時間履いているうちにこの部分が沈み込み、持ち主の足の形状に馴染んで履きやす くなっていきます。このコルク部分は、クッションの役目も果たしているので、履き心地の良さにも貢献しています。

フロント部分にラバーの半張りを張り込み、ヒールには40年代のブーツよく使用されていたCAT'S PAW(キャッツポウ)を採用しています。これらの工夫により雨の日でも滑りにくく機能性に優れたソール構造になっています。アウトソールのつま先部分を斜めに削り、ラバーを差し込む一手間を加えています。

ユーザーに長く愛用してもらうべく、修理が容易なグッドイヤーウェルト製法を採用し、製靴しています。ソール 交換はもちろん、フロントラバー交換、ヒール交換などにも全て対応できますので、長く穿き込む事ができる１足となっています。

アッパーの仕上げ剤にはCOLUMBUS（コロンブス）社と共同開発したクリームを塗りこむことで、クロムエクセルのもつ艶をほどよく表現しています。
アメリカならではの素朴な雰囲気を残しつつ、日本の丁寧なモノ作りが見て窺える一足です。サイズ感はややゆとりのある作りですので、普段のサイズよりハーフサイズ下をお勧めします。

【修理について】

【ケア用品】

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