LONE WOLF『WIREMAN』のご紹介で す。
キャッツポウソールを装備したワークブーツ。その名は配線工が履いていたブーツに由来します。 革は、米国産カウハイドのガラスレザーが使用されています。 ガラスレザーとは、ネット張りによる自然乾燥ではなく、革の表面を平滑にするため鞣しを終えた半乾きの状態で巨大なガラス面にベタ貼りし乾燥させたもの で、文字通りガラスのような光沢感があります。 また、ラッカーコーティングであるため鏡面さながらの艶と耐久性・耐水性を併せ持つことも特徴です。ラスト(木型)もこの“WIREMAN”専用に作られ たオリジナルラストが使用されています。
☆グッドイヤーウェルト製法☆
グッドイヤーウェルテッド製法とも言いますが、略してグッドイヤー製法とも呼ばれています。 19世紀初めごろ、米国のチャールズ・グッドイヤー二世が、それまで手縫いだった靴を機械化に成功したためこ の名が付きました。現在ではセメント式など、簡素化した靴製法の技術が発達したため少なくなりましたが、本 格派の高級紳士靴などには、今でもこの製法が使われています。他の製法に比べ、職人の技術が重要なことと、 多くの部品と手間がかかる分、たいへん丈夫で長持ちする、しなやかな靴が出来上がります。中物にコルクを入 れることで、吸湿性・断熱性にも優れ、クッション性と足なじみにも優れています。