| BUZZRICKSON’S AVIATION ASSOCIATES『JUNGLE CLOTH A-2』のご紹介です。
1920年代から1940年代にかけて、軍の仕様を採り入れた様々な飛行服が民間で も市販されていた。 大戦最中の旧い写真資料で分析すると、これら市販品のジャケットを着用した飛行士の姿をまれに確認することができ、実際に空を飛んだことを物語っている。 通常、官給品以外のジャケットを着用することは勿論規定外であったが、戦時下ではレギュレーションが緩和されたことを表す典型とも言えよう。 官給品と市販品の違いは主にデザインや素材の使い方で、色は官給品に準拠するものが多く見受けられた。 特にジャケットの外観であるデザイン性に於いては、軍の官給品をベースにアレンジを加えたものが多く、非常にクラシカルな印象を受ける魅力的なジャケット が多い。 アビエーションアソシエイツは、当時、軍のコントラクターであったバズリクソンズが民間向けにリリースしたという幻のジャケット達で、バズリクソンズ・ス ピリットが凝縮された渾身の一着を体験していただきたい。
ミリタリージャケットに使用された布地の素材は高密度が故に、摩擦による表情の変化 が非常に魅力的である。 中でも顕著に表れやすいのがジャングルクロスで、この経年変化はレザーに相通ずるものがある。 また、裏面に起毛を掛け、厚手に仕上げた生地は耐風性にも優れており、ミリタリーガーメントを構成する素材に最適であった。 陸軍航空隊のレザーフライトジャケットA-2の表情が変化するのと同じように、ジャングルクロスの風合いの変化を存分に楽しめるジャケットである。
|