BUZZ RICKSON'S『Type TANK SLASH POCKET 23rd Fighter Group Blood Chit』のご紹介です。
通称タンカースと呼ばれるこのジャケットは本来、機甲部隊の冬用戦闘服として開発されたものである。ヨーロッパ線戦では、冬期装備の不足により機甲部隊だけでなく、フライトジャケットとしても使用されていたが、1943年に多用途の戦闘服であるM-43フィールドジャケットが採用され、ウィンターコンバットジャケットは限定採用となった。アウターシェルは耐水・耐風加工を施したコットンツイル。ライナーは26ozウールを使用し、脇や袖などは2本針で巻縫いされている。バックには両サイドにプリーツが付き腕の動きを妨げないようにしてある。このジャケットには、フロントのポケットが片玉縁ポケットのものと、パッチポケットの2つがあり、一般的にはパッチポケットの方が初期のタイプと言われている。
第二次大戦中のフライトジャケットを語る上で欠かす事のできないのが"ブラッド・チット"の存在である。直訳すると"血統書"となる "ブラッド・チット"は当時、"レスキューパッチ" とも呼ばれていた。その名が示すように、戦闘機が墜落し、パイロットが不時着した際に英語の通じない現地民に身分を明かし、救護を求める事を目的としていた。「戦いの援護をするために中国へ来たアメリカ人です。私を救護すると政府が報奨を与えます。」と中国語で記されており、パイロットたちは緊急時に備え、自作で"ブラッド・チット"をこしらえ背面に縫い付けていた。西洋のフライトジャケットと東洋のオリエンタルな世界が融合したジャケットは、独特のオーラを放っている。
【ジャケットの詳細】
マテリアル:コットンツイル
ライニング:26ozウール
ファスナー:コンマー社製スクエア型ピンロックブラスジッパー
ラベル:バズリクソンカンパニー
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- モデル:スタッフ 田村(身長175cm、体重65kg)がサイズ38を着用しています。
- 試着した感想:サイズ38でピッタリです。
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Col.01(23rd FTR.GP.) BUZZ RICKSON CO.ネーム。コンマー社製のピンロックジッパー。左胸に第23戦闘航空軍章。右肩には第14空軍章、左肩はCBI戦区章。 |
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Col.01(23rd FTR.GP.) 運動性を考慮したアクションプリーツ。パイロットが不時着した際に英語の通 じない現地民に身分を明かし、救護を求める事を目的としていたブラッドチッド。 |
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こまで --> |
サイズ表
表示サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 |
38(M) |
48cm前後 |
58cm前後 |
60cm前後 |
61cm前後 |
40(L) |
50cm前後 |
60cm前後 |
62cm前後 |
63cm前後 |
42(XL) |
52cm前後 |
63cm前後 |
63cm前後 |
64cm前後 |
- 背 中の部分を測っています。
- 測 り方によって若干前後します。
- サイズは弊社ストックのうちの一枚を測っていますので、サイズは一枚一枚若 干ですが前後します。
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